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"春への憧れ" by 甘茶の音楽工房

その4:ミニ同窓会】

 何人かが居残ってお酒を酌み交すこととなった!
 出るわ出るわ、面白い話やら、懐かしい話やら・・・・
 あの秀才葉羽氏がこんなに面白い人だとは思わなかった!

 益々親しみが沸いて来てしまったのでした。

 いつも冷静な筈の孤高の秀才『・・・ヒロシです。』さん迄が・・・
 大笑い・高笑い!!!
 あれっ?こんなの見たことないかもしれない!?
 お~い、あの氷の様な冷静さは何処???

 やがてS一が仕事を終えて、再び顔を出した。
 僕はちょっぴりの安堵感を味わって中座することにした。

 千葉迄帰らなければならなかったので
 お酒は一滴も口にしていない。
 だから結構大人しくしていたのだが・・・・・

「ハヤって黙ってるとカッコイイよ!?」
 などと女性の同窓生が言うのだ!

 オイオイ 話ちまったらアホだってかぁ!? 
 ちょっぴり照れてしまった朱雀でした。! 

  F大教育学部附属中学校

 僕の戦闘機TTにまたまた女性が乗ることになった。
 ちょっと離れた街から写真展を見に来ていた同窓生だ。
 丁度、帰り道だし、時間も遅いので送って行くことになったのだ。

 女乗せない戦闘機・・・・だけど、まぁいいかぁ・・・・
 大切な仲間だもの・・・・
(結局、口先だけで普通の車なのね・・・・・???)

その5:60Miles Driving】

 女性と二人きりなんぞ、そうそう体験の中に無い
(オイオイホントかよぉ~???)
 僕は照れ臭さに寡黙になってしまった!

 冗談に聞こえるかもしれないが、
 僕は軽い女性恐怖症だ・・・・・
 怖いもの知らずのS一が羨ましい
 今日も同窓生の女の子に抱き付いていたので
 一発、蹴りを入れてきたところだ・・・・・・

 うぷぷ
 きゃはははは、マメシバ嬢を怖がったり・照れたりして
 どうすんじゃぁ~

 はい、実は送って行ったのはマメシバさんでありんした。

 

 幸い初めてのOPEN-CARを楽しんでくれているみたいだ!
 ジェットコースターみたいだとか・・・・・・・
(済みません、ジェットコースターより、
 全然速いのですが・・・・???)
 ウィンドウ越しに手を出して、風が凄い!とか・・・・・・
 まるで、少年のようだ!

 ワタクシ断言してしまいまする。
 マメシバ嬢はなんだか純粋でとっても良い人です。

 僕はジミィ(ジェームス・ディーン)か圭一(赤木圭一郎)の様に
 車で壁にぶちあたるか、崖から飛び出して死ぬ予定なのだが・・・・
 大切な人を乗せている時は安全運転をする。

 今日は少し違っている・・・・ハーフスロットで流している。
 80Miles/h位の巡航速度だ。
 人を乗せてる時は、もっとパーシャルに
 アクセルを踏まなければ・・・・
 ほら60Milesを50分位で走り切っちまったい!
 御免なさ~い、次ぎの機会にはしっかり安全運転致しまするぅ~

  この丸い御尻がなんとも・・

 今日送って行ったマメシバ嬢ともかなりの勢いで仲が良い!!!
 でも、今日はなんだかいつもと違う!
 本当の仲間になっちまったみたいなんだ・・・・・

 まるで・・・・・
 心の中の余分な、不必要な遠慮や引っ込み思案や、
 あとはなんだろ・・・
 そんな邪魔っけな 想いを風に飛ばしちまった みたいにさ・・・

 小学生の頃を思い出していた・・・・
 ちっちゃかった・・・・(当たり前じゃぁ!)
 あの頃と変わらない素敵な仲間達に一人で乾杯!!!

 マメシバ、怖くなかったかなぁ?
 あと30分位、話込めたら良かったのに・・・・・
 まぁいいかぁ!なんとかなるさ、Let it be!

(新品のカタツムリ(TURBOのタービン)にも
 アタリが出たみたいだし・・・・・)

【2005.6.26】 by 朱雀RS

 


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