| 「花時」(TAM MUSIC Factory) |
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【2005.10.05】 飴玉ひとつ 口に入れ・・・ 思い出すのは 子供の頃の・・・ 夕焼け落ちる 帰り道! 一人泣いてた 小さな娘!!! 恥ずかしそうな その口元で・・・ 兄さん好きよと 二言三言・・・ はにかむ君の いじらしさ! もう離しはしない 君のこと!!! ひとりぽっちの この俺に・・・ かわいい妹 出来ました・・・ 天使のような その微笑みで! 跳んで来たのは いつのこと・・・??? 「妹のような君!」 By DylanU ![]() 久しぶりに早く帰宅出来た。 少々のお酒を頂きながら、LOVE−SONGSを聞いている。 遠く忘れ去られた筈の記憶が蘇ってきた・・・ 子供の頃は、長屋に住んでいた。 その近所にちょっと、カワユイ女の子が住んでいたのだ。 子供会や町内会の行事でしか一緒になった事はない・・・ ああ、そういえば、其の娘のお父様が手品が好きで・・・ ご近所の子供達が集められて、無理矢理お披露目に付き合わされたっけ! テレビなんてものが普及する前の話で幼稚園の頃のことだ。 その娘とまともに話したことなんぞ、無かった様な気がする。 僕は街を隔てて、電車で通う小中学校に進んだ。 その娘は、近くの公立小中学校へと進んだ。 相変わらず、話す事もなかった・・・ やがて、僕は越境入学して生まれた街をあとにした。 その娘は、クリスチャンの女子高へと進んでいた。 さわやかな青の制服が眩しい女子高生ではあったような気がする。 家の前で出くわすなんてこともなくなり 存在すら、忘れるようになっていた。 すごくおかしな事が一回だけあった!!! バイクで帰省していた時のことだ。 その娘の家に親戚が遊びに来ていたのだが・・・ 小さな男の子が、トコトコと僕に近寄って来る。 「オニイチャン!これっオネエチャンが渡して来いって!」 それは、その女の娘と僕が二人きりで写っている写真だった! 僕は小さな足漕ぎ自動車に乗っていて、 そのすぐ脇に彼女が立っている。 二人共、無表情な幼な子の頃の・・・・・そんな写真だった!?!?!? 僕は、わけが判らないまま・・・ 窓越しに覗いている彼女に、 声を出さずに’アリガトウ!’とパントマイムのように告げた! 彼女は窓越しに軽く会釈を僕に送った・・・・・・????? その少し後、彼女の一家は引っ越して行った!!! あれは・・・なんだったんだろう・・・??? だれか教えてくでぇぃ!!! ガキの頃から、女心の判らない僕ではあった。 それが、彼女の精一杯の告白だったかもしれないと思い始めたのは 随分と時を隔ててからのことだった・・・・・ 僕は不良だったし、彼女のお母様はきっと・・・ 「ヒデユキちゃんには近づくな!」位は言っていたことだろう! 彼女はお母様と良く口論をしていた。 長屋なので、その声はムコウ三軒両隣にまで聞こえた。 本当は滅茶苦茶気が強い娘であることを僕は知っていた。 鼻っ柱の強い女性は魅力的だ・・・・ なっなんて、もったいないことを・・・・ 神様、出来れば時を戻して・・・・ ああなんだか、酔っ払ってきたみたいだ! 私立探偵でも雇って、探し出してしまおうかしら・・・ そんな、子供の頃の経験・・・・みなさんにはありませんか??? 秋・・・それは人恋しい季節・・・ あっあああ・・・思い出したぁ!!! 兄弟分の写真家と僕はLOVE−MACHINEだ!!! 四六時中、恋をしては振られて泣いていた。 オフクロが言う! 「ヒデユキちゃん! 犬や猫じゃないんだから そんなにくっついたり、離れたりしないでちょうだい!!!」 こっこのやろう〜 実の息子に母親が、そんな事言うかぁぁぁぁ!!! ニャンコやワンコがかわいそうだろう!!! (FROM 朱雀RS) あのぅ〜何十年も前の話ですからぁ!!! |
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