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「花時」(TAM MUSIC Factory)
壁紙「柚子」(十五夜)

 

【2006.06.10】

   6月7日(水) 実家にて・・・

     「ヒデユキちゃん!!!」
     「アンタねぇ・・・突然帰って来て、すぐ帰京するって・・・」
     「一体全体、どういうこと???」
     「そんな帰省の仕方は許しません!!!」  きっぱり!

     ”突然、休みが取れたの!”
     ”おめぇ、折角顔出したのに、その言い方ぁねぇだろぉ!?”
     ”ねえちゃん、御願いだから・・・オレのことはほっといてね!”

     土曜日に振替出勤ということで、やっと休みが取れた・・・
     念願の初日にやっと顔を出せると言うものだ・・・

     「えっ、もう三回目・・・もうそんなになるかしらねぇ・・・?」
     ”ババァは歳取んの、はええんだよ!」
     「まっ、なんてことを姉に向かって・・・」
     ”だからね、ねえちゃん、ほっといて!!!”

     「今度はゆっくり、帰ってくるのよ!」
     「Yamato君によろしくね・・・」

     ”つかっちゃ・・・オレは寝るぅ〜”

         実家にて・・・ ZZZZZZZ・・・・


     写真家:大和伸一のThe−Third−Selectionを訪れるのに
     車を転がして来た・・・念願だった!
     特に今回は、人物画のSelectionということで、是非にだ・・・


   6月7日 夕刻 ’ギャラリィ宙’:大和伸一 写真展「異邦人U」にて

        

     ギャラリィには、珍しい手法にて、写真が展示されている。
     壁に掛かっていないのだ!

     押し出しの弱いサイズで
     綺麗に整然と並んで、ライトアップされた写真達は・・・
     その小さな姿に似合わない、圧倒的な存在感を放っていた!!!

     ”人生最大の傑作だな!” 
     (ちなみにMIZO画伯も同意見だす!)
     「そうかぁ〜?」  
     ぶっきら棒にシンイチは言う。

     おそらく、20代最後〜30代初頭に撮られたその写真達は
     確かな腕と、類まれなる感性によって、
     永遠にと銀塩に焼き付けられたモノに違いない!

     おかしいじゃねぇ・・・
     こんな、ただのスケベ親父になんで・・・
     なんで、こんな感性が存在するんだぁぁぁぁぁ〜

     ”こんな被写体には、二度と巡り合えないかもしれねぇなぁ?”
     「そうかもなぁ・・・」 
     相も変わらずにシンイチはぶっきら棒に言う!
     ”皆で、ツアーでも組んで行くかぁ!?”
     「それもいいかもなぁ・・・」 
     (あのなぁ・・・オマエなぁ・・・)

          
                  OPENING-PARTY

     やがて、人が集まって来て、
     オープニングのパーティが始まった!
     いやぁ、来るわ来るわ・・・

     MIZO画伯 談
     いやぁ・・・うちがこんなに盛況なの初めてなんだよね!
     いやぁ・・・椅子が足りなくて困ったわぁ!


     シンイチのバカヤロウはね・・・
     相変わらずにと、女の人に抱きつくは・・・
     陽気にはしゃぐわ・・・珍しいわぁ・・・ホント!
     ヤツがはしゃぐのってさ・・・

     まぁ、奥さんと僕はプンプンね・・・いつもの事ね!
     だってさぁ・・・ヒ・ミ・ツ 
     (だってば、●ちゃんに抱きつくんですよぉ〜)

     いつもみたいに・・・
     ガキの頃みたいに・・・じゃれてさ!
     殴って蹴り入れて・・・締めて・・・

     ”じゃぁなぁ、あばよぉ!!!”
     ”そうだぁ、再来週また来るわぁ・・・”

     「ナニ、オマエまた帰って来んの?」

     ”うっせぇ、悪ぃかぁバァカ!!!”
     ファオオオ〜ン・・・あれっエンジンふける・・・
     なに・・・なに、この抜けのよさは???
     まさか、シンイチが見送ってくれたから・・・
     ううううそだぁ・・・いやだぁぁぁぁぁぁぁ!!!

     MIZO画伯様、いつもながら、お見送りアリガトさん!!!


   ’ギャラリィ宙’:大和伸一 写真展「異邦人U」
     7月5日(水)まで、開催されております。
     入場料:無料だす。

     必見ですよぉ!!!!!!!


     あのぉ、写真を撮ったスケベ親父はどうでも良いのでぇ・・・
     写真達をどうかよろしく!

     彼の類まれなる感性をどうにかこうにか
     よろしくにと、御願い致しまする。


   6月7日 Midnight-Highway

     車を転がしながら、昔の事を思い出していた・・・
     僕はヘコんで暮らしていた。
     シンイチはいつも、突然にやって来ては・・・
     僕に食事を振る舞い・・・
     僕の狭いアパートに泊まっては、朝には帰って行った!

     彼もまた、進む道の定まらない筈のその時期に
     二人で、馬鹿な時間をすごした・・・
     独りでは無い、その時間に・・・
     僕は随分と助けられたものだった・・・

     カラに閉じこもりがちだった、僕に・・・
     外へ向かえ、外へ向かえと・・・
     教えてもらった気がするんだ!
     もっとも、彼にはそんな思いや考えはなかったと思う!?
     だって、アイツは究極の自然体だったから・・・

     俺達は、それぞれに問題や悩みを抱えながら・・・
     億尾にも出さなかった・・・
     飲み明かした夜・・・真夜中のドライブ・・・
     山・・・そして僕には大阪・・・
     それが、俺達の時間だった・・・


     「時は過ぎて・・・」

       早いね 時の過ぎるのは・・・
       まるで 昨日のようさ
       早いね 時の過ぎるのは・・・
       まるで 昨日みたい!

       ●年前 僕は武蔵野で 裸の独りぼっちさん
       君は まだ飛べぬ羽を付け 夜の街を彷徨っていた

       互いの傷を知った時 二人はもう共犯者・・・
       慰めなんていらなかったし
       言葉なんて もう沢山だ・・・

       傍に居るだけで良かったし・・・
       訳なんか 見たくもなかった・・・

       早いね 時の過ぎるのは・・・
       まるで 昨日のようさ
       早いね 時の過ぎるのは・・・
       まるで 昨日みたい!

       ●年前 僕は大阪で 裸の独りぼっちさん
       君は まだ飛べぬ羽を付け 夜の街を彷徨っていた

                        From  Masaji-Otuka

     ああ、書いてて気持ちワルゥ・・・
     相手は、あのシンイチだよぉ・・・

     もう・・・Key-Bord叩けないぃぃぃぃ・・・

     まぁそんな時代がありました・・・

     今はねぇ・・・
     今は、なんかステキだねぇ・・・


     さぁて・・・オレはと言えば・・・
     まだまだ、これからも転がっていくけど・・・
     どこへ行っちまうか、判らないけれど・・・
     多分、僕の世界へと・・・
     多分、僕のフィールドへと・・・

     またぁ、アイツに・・・
     そんな気にさせられちまったなぁ・・・
     これ・・・感謝かなぁ・・・
     ああ、イヤダァ・・・
     相手は、あのシンイチだよぉ・・・

     しつこいけどさぁ・・・ただのスケベ親父だよ!
     類まれなる感性以外はさぁ・・・

     人間て不思議だねぇ?
     人間てステキだねぇ・・・


     そんなことを考えながら僕は・・・
     僕は夜のHighwayを転がり続けていたんだ・・・

          

     ちゃんと言えなかったなぁ・・・
     やっぱし!

     オメデトウ、伸一!!!

    (FROM 朱雀RS) 

    

      
      オフクロ作の花











 
 
 











  
   写真家:大和伸一



  
   取り合えずオメデトサンだす!












  
       MIZO画伯

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