| << コーナー目次へ |
「花時」(TAM MUSIC Factory)
壁紙「蚊取」(十五夜)












 

【2006.09.10】
     

   いやぁ・・・困りました!?
   シリーズで書くぞっと、思いはすれど・・・
   ネタが無い・・・どうすべぇ???
   

   13歳の夏だった・・・

   中2になってクラスが変わった。
   ちょっと嫌な奴と同じクラスになってしまった。

   嫌な奴ってのはね・・・
   なんだか、陸上部のノッポのヤサオトコだ。
   なんだか、戦艦みたいな名前だ・・・YAMATOだとぉ・・・
   なんだか、女の子に受けがいいぞぉ! キライだ!
   なんて軟派な奴じゃ!
   オレは硬派だもんねっ!
   しかしぃ〜陸上部はなんて美人揃いなんだ・・・う・う・うらやましいぃ!

   ところがっ・・・そいつがさ、自転車が好きでさ・・・
   僕も当時は自転車マニアだった訳ですよ!
   話してみると面白くてさ、いい奴だったりする訳ですよ。
   いやぁ盛り上がったねぇ・・・自転車で・・・

   二人でツーリングいったりさ・・・ 県を半周してさ一泊で・・・
   二人でキャンプいったりさ・・・  秘境穴原・・・ 
   子供には充分な探検だったんだよ・・・
   夜中に好きな女の子の名前を、星空に叫んだりしてさ・・・

    えええ〜、そっ・そっ・その名前はぁ〜
         ヒ・ミ・ツ
   
   という訳で僕は、一生涯の友とも言うべき
   兄弟分を手に入れたのであった。


   同じく同級生に、やたら気の強い御転婆が居た。
   悪いことにクラブ迄、一緒だ・・・水泳部・・・
   なんだか、黙々と泳ぎ続けるような真面目な子だ・・・
   僕はといえば、泳ぎもせずに黙々とプールサイドの草むしりをしていた。
   なぜって、そこからは陸上部やらテニス部やらバレーボール部やらの
   練習が良く見えるからだ。 ・・・僕は水泳が嫌いだった。・・・
   
   その娘は、子供の頃から知っているのだが・・・
   「ハヤァ、なんで泳がないのぉ?」
   「みんなちゃんと練習してるじゃない!?」とか・・・うるさいので嫌いだった。
   なんだか、やたら指図するは、叱責するは・・・なのである。
   ところがである、いつしか僕はその叱責に犯されてしまったらしい・・・
   いつの日かその僕に対する叱責がないと生きられなくなってしまったのだ。
   なんだろ、そのぉ、麻薬みたいなもの・・・???
       
   彼女は僕の良心を支えている、幼馴染だ!
   (あのぉ、相手が僕だからなので、実際はとてもキュートで
    いい人を絵に書いたような人物だからね・・・あしからず!)

   
   僕は少年期のあのツアーやらキャンプやらプールでのことを
   生涯忘れることはないだろう・・・
   ’S一’と’ゆう’の話でした。


   それから’紅緒’ばなし

   僕の小学校はね・・・坊ちゃんやらお嬢ちゃんの多い学校だったのです。
   でもね、当時だから、坊ちゃん刈りやおかっぱ頭なのよ、みんな・・・
   男児はブレザー、女児はセーラー服が制服なのだけどさ・・・
   紅緒ちゃんだけね、とびぬけて光っていたのですよ・・・
   巻き毛でさぁ細くて、今にもポキっていいそうな感じ!
   ああ、今、話題のジョンベネちゃんみたいな感じだったのですよ!
   同じ制服なのにさ、彼女だけ、別の服着てるみたいだったものぉ・・・

   なにが気に入ったのかさ・・・お誕生日のパーティーに
   呼ばれたことがあるのよ・・・
   なんだかポーっとしちまったね!
   春だったのですが・・・夏までポーっとしてたものぉ!!!
   小学一年か二年のことでした。

   僕はあの夏の日のポーを忘れはしない・・・

   でもね、紅緒ちゃん体弱くてさぁ、あまり外に出なかったから・・・
   外で飛んだり跳ねたりしてる僕とは縁がなかったのさ!
   身体の弱い女の人って憧れてしまう・・・メチャお嬢様みたいじゃん!?

   ああ、でもね、中学の時の姫沼キャンプの時ね・・・
   ヒミツの伝統イベントがあってねぇ、
   好きな人とカップルで姫沼を一周するという変なイベントなのですが・・・

   紅緒ちゃんのテントでね、俺達あぶれちゃったねぇ〜って
   お茶を飲んでいたような気がる。
   そうだぁ、S一も居たような気がする。
   ”オメエはとっかえひっかえ、何周廻ってきたんだ、このやろー”
   と言ったとか言わないとか・・・

   そいでね、紅緒ちゃんとは、だからあまり一緒に過ごしたことは無いのです。
   でもさ不思議な縁でね、35年振り位に再会しちゃった訳ですよ。
   S一の写真展示会だったかな・・・
   お互い、社会人として敬語で話したりしてさ・・・きゃははは・・・

   いまや、紅緒様は
   僕の論理を支えてくれているかもしれない。
   僕達は、まるで、旧来の友のようになったんだ!
   今では、大切な仲間となったんだよ、新しい関係の誕生ダス。

   いけね、紅緒ちゃん、あんまり人前に出たくない人らしいからさ・・・
   この位にしとこ・・・
   今度会ったら怒られるかなぁ・・・まぁいいかぁ・・・この位ならさ・・・

   巻き毛のとてもカワユイ女の子だったのです。


            
   16の夏でした。 (え〜い、オマケ話じゃぁ!!!)

   僕はなんだか良く、友達に彼女を盗られる!
   それは、僕に魅力が無いからでさ、仕方ない事なんだけどさ!
   お互いに好きどおしが一緒に居る方が自然でしょう???

   だけどね、盗られるとさメチャクチャ哀しいからさ・・・
   人の彼女には手を出さないって不文律な誓いを立てている訳ですよ!

   ところが、一回だけ人の彼女を盗ったことがあるのですよ!
   後味悪かったなぁ・・・
   
   夏休みで帰省していた僕は、同郷の土木工学科のマーから呼び出された。
   暇だから会おう・・・って・・・
   ソイツさぁ、彼女連れて来やがんの!
   中学の時にバスケット部で一緒だった友達なんですと!

   よーし、ト・モ・ダ・チィなんだなぁ・・・(誰が見ても判るでしょう!?)

   メチャクチャかわゆいのよぉ〜 その娘がぁ・・・

        

   もう一目惚れしてしまった次第であります。
   もう後先関係ないもの・・・夢中ね・・・夢の中!!!

   その娘がね、福島のミスに選ばれたのですよ・・・
   Peach-Girlって言ってさ、桃が名産なんだけどさ、
   そゆミスコンテストがあんのっ!

   でぇ〜お祝いしたいって電話入れてさ、
   会う事になった訳です。

   その子もなにが気に入ったのか・・・
   お付き合いすることになってしまったのでした。

   初恋の人に”オラもオメが好きだ!”って言っただけだったから・・・
   生まれて二回目だったかなぁ・・・
   ”好きです!”って言ったの・・・

   いやぁ大変ですよ、週末毎に100Kmを移動してくるの!
   初の遠距離恋愛でした。
   いやぁ、たまらなかったね!  うん、切なかった!

   でもね、僕達はね、少しづつ気付いて行ったのさ、
   性格が合わないことに・・・
   元々僕は学びたくて高専に入った訳じゃぁないからさ・・・
   普通はね、福島高専だと秀才な訳ですよ・・・
   オレはただの悪ガキだからねぇ・・・

   そういえば・・・
   僕が好きだった人達はね・・・  (いったい、何人いるんだぁ!?)
   孤高の秀才やら、努力の天才やら、ホントの天才やらが好きっ!!!
   何度泣いた事やら・・・

   そゆ時代だったねぇ・・・
   秀才やら天才やらのモテル、変な時代!?
   (なんで、S一はモテテいたのだぁ???)

   彼女は僕を、文武両道の秀才と思っていたらしいのです。
   僕は武しかないし、喋るとアホだから・・・
   どんどん気まずくなっていってしまったのでした。

   あの夏の日の盛り上がりはなんだったのだろう・・・


     君に囁くメロディー 頬ふくらませ口ずさむ
     一息ふくんで 風に返せば心ワクワク

     夏の日に焦げだした 僕の胸の中は
     寄せては返す ダンシング・ミュージック
     寄せては返す ダンシング・ミュージック

     砂に書いた ラブ・レター
     すくい上げて 海に溶かせば
     波をたどって打ち上げてよ あの浜辺まで・・・

     夏の日に溶け出した 君の口元は
     寄せては返す ダンシング・ミュージック
     寄せては返す ダンシング・ミュージック
  
     踊る瞳はサンシャイン
     たそがれ抱いて溶けてゆくとき
     僕の腕の中 あふれる宵のときめき

     夏の夜揺れだした 僕等の眼差しは
     寄せては返す ダンシング・ミュージック
     寄せては返す ダンシング・ミュージック

      − 夏の日の思い出(ダンシング・ミュージック) −
                       By 

       
   最初こそドキドキ・トキメキの恋だったのだが・・・
   時間と共に、少しづつ色褪せて・・・
   たった半年間で、その恋は終りを告げたのであった・・・

   冬季国体の代表選手となった僕を・・・
   強化合宿に出発する僕を見送りに来た彼女は・・・
   とてもつまらなそうに・・・
   「じゃあ、頑張ってね!」とぶっきらぼうに・・・
   まるで、何故ワタシが一番じゃぁないのと問いかけるような表情で
   見送ってくれた。

   それ以来、彼女と会う事はなかった・・・

         

   勘違いの恋だったに違いない!
   それ以来、トラウマとなってしまった僕は、
   一目惚れはしないことにしたし・・・
   良く知り合ってから先へと進むように心掛けている。

   まして、人の彼女に手を出すなんて事は金輪際しないことにしたんだ!
   (トモダチは別だよ!)


   でもね、まぁ横恋慕なんてさ
   日常茶飯事の当たり前の出来事なんだよね!

   所詮、好きなモノどおしが一緒になるんだからさ・・・
   盗られちまった、自分を嘆くしかないよねぇ・・・

   盗られた相手より、なにかしら劣っていたって事でしょう!?


   一目惚れもねぇ・・・
   勘違いから始まる事も多いからね、
   気をつけないとねぇ・・・

   誰か、’運命の出会い!’を見分ける方法を
   知っていたら、オシエテクダサイ!!!



   もう独りで生きてゆこうかと思っているんだけどね・・・
   なんだか、やっぱり寂しいかなぁ???

   固い決心では無いみたいなんだ・・・
   はぁ、なんて優柔不断なのだぁ・・・

   まぁこんな、文章書いているようじゃぁ
   一生無理かなぁ・・・

   なんだか、心定まらない夜の話でした。

  
   勝手に思い込んでいるのですが、
   僕には四銃士が付いていてくれる。

   遊び心とフロンティア・スピリッツを司る”S一”
   良心と倫理を司る”ゆう”
   社会性と論理を司る”紅緒ちゃん”
   努力と知識の管理人”Daddy"
   
   素敵な人達に囲まれているのに・・・
   こんな話ばっかし、してたら駄目だっぺよ〜

   MIZOに入金しなくちゃぁだし・・・
   オフ会に無理矢理にとマメをサライに行かなくちゃだし・・・
   秋は忙しそうだぞォ〜


   う〜ん、そろそろ特効薬’ゆう’やらビタミン剤’紅緒ちゃん’やらと
   触れ合っておかないとおかしくなるかなぁ・・・
   もうすぐ帰るよぉ〜
   ’S一’にも会いたいなぁ〜
   ’Daddy’にも会いたいんだけど、
   アホと天才で会話にならないのよぉ〜・・・オフ会行こっと!


   あれぇ??? 秋でもないのに人恋しい・・・

   そんな、心のト・モ・ダ・チをみなさんはお持ちですか?

    (FROM 朱雀RS) 















  
   何の意味もなく・・・
   Audi・メルツェデスの戦い
   やっぱりAudiの方が
   速いみたいだ・・・

      
   

   




    



  




  


     

     
 
                             



 




    



      















   



  
  紅緒ちゃんはねぇ・・・
  なんか、特別なんだよぉ〜







  



























 
































































   

| ▲UP |


banner Copyright(C) 2006 Suzaku-RS&Habane. All Rights Reserved.