【2007.05.20】　　　　

　　　少し前の話になる。

　　　とても・・・　打ちひしがれていた・・・

　　　ヨワッチロイ強がりの中・・・あまり外には出さずにいた

　　　すでに自分の’終り’は予測してはいた・・・
　　　それは、まるで悪魔の足音のようにヒタヒタと少しずつ迫ってきていた。

　　　だから　だからさ
　　　オレに怖いものなんてさ　何も無かった・・・


　　　彼女は、北の国に住んでいて・・・
　　　ひっそりと・・・そう、ヒッソリと・・・
　　　まるで、春のタンポポみたいに、そこに咲いていた。

　　　オレは一文無しの風来Boyでさ・・・
　　　とんでもない嵐に足止めを喰らっていたところだったんだ・・・



　　　「彼女に初めて会った日」


　　　　彼女に初めて会った日・・・

　　　　　オレは台風に追われてた・・・
　　　　　北の街に　唄いに行く時
　　　　　この街までは　どうにか来たが・・・
　　　　　目的地行きの汽車は走らない

　　　　　旅行客は足を　もぎ取られ
　　　　　ダルマみたいに　転がっていた
　　　　　大きな川が　氾濫したらしい
　　　　　テレビは　ニュース速報ばかりだ・・・

　　　　　それで　この街に　一人残され
　　　　　オレは　一文無しの風来坊！
　　　　　みんな　今頃　唄ってる頃だなぁ
　　　　　オレには　今　唄う場所が無い！


　　　　彼女に初めて会った日・・・

　　　　　三日目の夜　男がやってきて
　　　　　今夜　みんなが帰って来ると言う
　　　　　男は　オレをむかえに来てくれた
　　　　　行った先は　女のアパート

　　　　　彼女はドアの影に立っていた
　　　　　長い髪は　彼女を隠してた
　　　　　彼女は　オレを中に入れると
　　　　　風船みたいなソファをくれた

　　　　　彼女は　ひっそりと一人暮らし
　　　　　北国の街が　君にはお似合いさ！
　　　　　彼女は　１９だったけど
　　　　　オレにはもっと大人に見えたんだ・・・


　　　　彼女に初めて会った日・・・

　　　　　旅の疲れも　心の疲れも
　　　　　コーヒーの香りが癒してくれた
　　　　　いつか聞いた　あのメロディー
　　　　　小さなラジオから流れてた

　　　　　街は静かに　更け渡り
　　　　　犬の遠吠えが　遠くで聞こえた
　　　　　二人で　かわした小さなはなし
　　　　　息の音まで　オレには聞こえた

　　　　　今日初めて彼女に会ったのに・・・　
　　　　　もう何年も　ここにいるみたい
　　　　　明日　この街出て行くオレだけど
　　　　　いつか又　会えると思った！


　　　　彼女に初めて会った日・・・


　　　　　台風は　今夜オホーツクを抜けて・・・
　　　　　かわりにみんなが　帰って来た
　　　　　再会を祝って　カンパイをした
　　　　　又　オレは金と仕事を手に入れた


　　　　　彼女に　初めて会った日・・・
　　　　　オレは　一文無しの風来坊
　　　　　彼女に　初めて会った日・・・
　　　　　オレは　台風に追われてた


　　　　彼女に初めて会った日・・・
　　　　彼女に初めて会った日・・・


　　　　　　　　　　　　　　By　大塚まさじ



　　　今も・・・
　　　なにかに追われているみたいなんだ・・・

　　　どうしようもねぇ〜

　　　まぁ、のんびり行くべぇ〜

　　　てくてく・テクテク・てくんてくん・・・

　　　　　　　　


　　　ちっぽけな言葉が・・・　人生を台無しにしてくれる・・・


　　　逆に、
　　　ほんの小さな一言が・・・　新しい人生をイメージさせてくれる

　　　今日、そんな言葉に出合った！

　　　この素敵な夜は・・・
　　　お祝いをして・・・
　　　心に刻んでおきたい！！！


　　　僕はWayistになって
　　　αをGoalへと目指す。

　　　こんな大口叩いていいのだろうかぁ！？

　　　ダイジョブ・・・きっと、αを知っている人は少ないに違いない・・・

　　　Wayist（求道者）！
　　　α（アルファ）・・・ヒ・ミ・ツ・・・


　　　きゃはははは
　　　ミンナに’素敵な季節’がやってきますようにっ！！！


　　　（ＦＲＯＭ　朱雀ＲＳ）　


　　　　一目で魅かれてさぁ・・・
　　　　半日で理解しちまって・・・
　　　　一日で恋に堕ちて、愛を育てようとし始めちまう・・・
　　　　だから一目惚れってさ・・・きっとあるんだよっ！！！

　　　　北へ北へと・・・１０００Kmも・・・きっと僕は歩いていくんだ！