<Back | Next>
「Glidin'」(TAM Music Factory)
by 岸波(葉羽)【配信2026.8.15】
 

◆この記事は作品のストーリーについて触れています。作品を実際に楽しむ前にストーリーを知りたくない方は閲覧をお控えください。

 こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。

 死ぬほど免許がとりてぇんだ。

 これは1994年公開、明智知幸監督『免許がない!!』のキャッチコピー。

 今週の当番は、カリスマ彰氏です。

免許がない!!

(C)1994 Kowa International / NTV

 今回は上記『免許がない!!』と美輪明宏主演の『黒蜥蜴』、三池崇史監督『新宿アウトロー』の短編オムニバス。

 都合により、いつもの「小タイトル」の表記を、カリスマ氏自身の元ブログのタイトリングに変更しています。

 

◆映画「免許がない!!」はバブルの残り香漂う笑えないコメディ

 人生最大のピンチは、アクセルとブレーキを
 踏み間違えたときから始まった。

カリスマ彰 映画「免許がない!!」(1994年 明智知幸監督 1時間45分)を仕事をしながら TVで見た。

 バブルは崩壊したがまだバブル気分が続いていた1994年公開のコメディ映画だ。

免許がない!!

(C)1994 Kowa International / NTV

 あらすじは以下の通りだ(MOVIE WALKERによる)。

◆『免許がない!!』(1994年)のあらすじ(MOVIE WALKERによる)

 若者から絶大な人気を誇るアクションスター・南条弘(舘ひろし) には、40歳を過ぎた現在も運転免許を持っていないという唯一のコンプレックスがあった。

 ある日の撮影中、共演の美人女優・ルリ子(五十嵐淳子)に疑われてひそかにバカにされてしまう。激しくショックを受けた南条は、なんと「免許を取りに行く」と言い出し、撮影を放り出して自動車教習所の合宿コースに単身で入校してしまう。

 突然の事態にマネージャーやスタッフは大慌てとなるのだが.....。

 とにかく懐かしい。江守徹(南条のマネージャー)、秋野大作(運転教習所所長)、片岡鶴太郎(同教習所指導員)、西岡徳馬(同指導員)は今も現役だが、最近亡くなった五十嵐淳子、墨田ユキ(指導員役、右背景写真の下段左端)や南条のために教習所指導員にハニートラップを仕掛けるボディコン3人組二代目メロン組(右背景写真の上段)などが出演。

  五十嵐淳子と舘ひろし

 墨田ユキ(1964年生まれ)はこの映画の公開の翌年1995年ごろに芸能界を引退しているからこれが最後の出演映画になる。引退後は消息不明らしい。脱ぎっぷりがいい女優として人気があった。

  墨田ユキ@「免許がない!!」

 また脚本は森田芳光。森田も2011年に61歳で逝去している。 映画としては、今では笑えないコメディ映画だ。

 こういう渡辺和博「金魂巻」(1984年)的なバカっぽい映画が多かったなあ。とにかく1990年代のバブルの残り香が漂う映画。これを仕事をしながら見ていたが、懐かしさのあまり最後はしっかり見てしまっていた(笑)。

 なお6月19日にこの映画の続編「免許返納!?」が封切になっている。

 「免許返納!?」

「免許はない!」では40歳だった主人公も32年が経って72歳。免許返納をめぐるコメディのようである。主演は引き続き舘ひろしだ。TV放映は再来年ぐらいかな(笑)。

◆美輪明宏追悼の映画「黒蜥蜴」をNHK BSで見たのだが...

 夜がひしめいて息をこらしている。
 犯罪が起こりそうで身体がほてる。
 貴方はどう?

カリスマ彰 美輪明宏が6月20日に91歳で亡くなった。早くもNHKBSで追悼の映画「黒蜥蜴(くろとかげ)」(1968年 深作欣二監督 1時間27分)が放送された。

 原作江戸川乱歩でこれを三島由紀夫が戯曲化したものの映画化だ。

黒蜥蜴

(C)1968 Shochiku Co., Ltd.

 黒蜥蜴こと緑川夫人役の美輪明宏、私立探偵明智小五郎役の木村功の他、川津祐介、西村晃、丹羽哲郎そしてなんと松岡きっこが宝石商(宇佐美淳也)の娘役で出演。

 さらに三島由紀夫が生人形役で出演しているのが最大の驚き。

 

 しかし、美輪明宏の台詞回しが個人的には苦手だ。舞台だったらOKなのかもしれないが。使われているトリックも?である。木村功の明智小五郎も?私は、明智小五郎役は天知茂じゃないとダメな世代である。

 そんなこんなでちょっと残念な映画であった。

◆三池崇史監督の映画「新宿アウトロー」に大興奮!

 地獄から蘇った男。
 悪魔の欲望をもった男。
 新宿を賭けた死闘がはじまる。

カリスマ彰 日本映画専門チャンネルでVシネマ「新宿アウトロー」(1994年 三池崇史監督 1時間36分)を仕事をしながら見るとはなく見てしまう。

 1990年代の新宿が懐かしい。そして主役の渡辺裕之(1955.12.9〜2022.5.3)は自宅のトレーニングルームで自殺しているんだったな。妻は原日出子。

新宿アウトロー

(C)1994 エクセレントフィルム

 見どころは2つ。ラストの対決シーンは衝撃である。このド迫力とスケールのデカさ!これぞ三池崇史!

 

 そしてもうひとつはルビー・モレノの大胆ヌードシーンと渡辺裕之との濡れ場だろう。

 三池崇史(1960年8月24日八尾市生まれ) はなんか現在巨匠みたいになっているが、このVシネマ時代に本領発揮しているというファンの声に賛同。

 なお映画「新宿アウトローぶっ飛ばせ」(1970年 藤田敏八監督 1時間26分)という日活アクション映画があるので要注意。

 「新宿アウトローぶっ飛ばせ」

 渡哲也主演で原田芳雄、梶芽衣子、成田三樹夫、沖雅也,、強面俳優というか「顔面凶器」の今井健二などが出演していて、こっちも面白そう。

 

/// end of the “cinemaアラカルト539「映画「免許がない!」は
バブルの残り香漂う笑えないコメディ
」”///

 

(追伸)

岸波

 いずれも古い映画で、僕はどれも観ていない。三本は順不同だったけれど、画像が一番残っている『免許がない!!』をメインに持ってきました。

 三本の中で彰の「イチ推し」は『新宿アウトロー』のようだが、三池崇史はちょっと苦手なんだよね・・『テラフォーマーズ』のガッカリ演出で失望した思い出があるので。

 でも「ルビー・モレノの大胆ヌードシーン」は観たかったけれど画像が見つからなかった。残念!(笑)

 あと、『黒蜥蜴』のおどろおどろしさは一回経験してもいいかな。

 

 では、次回の“cinemaアラカルト2”で・・・See you again !

免許がない!!

(C)1994 Kowa International / NTV

eメールはこちらへ   または habane8@yahoo.co.jp まで!
Give the author your feedback, your comments + thoughts are always greatly appreciated.

 

To be continued⇒  “cinemaアラカルト540” coming soon!

 

<Back | Next>

 

PAGE TOP


bannerCopyright(C) Habane. All Rights Reserved.